Buried Alive

生き埋めになったオタクが地中での余生を綴る

CUE!のリリースから半年経ったことだし☆4カードのエピソードをオススメする

皆さん、今日も元気にレッスン回してますか? コンペ、頑張ってますか?

こんにちは、二条です。

 

CUE!というゲームをご存じない方は、さっさとインストールしてきてください。
リリースから半年が経ち、現状BDの限定を含めれば全キャラに【Forever Friends】以外のガチャ産☆4がある状況となりました。

さて、そこでなのですが、半年間でリリースされた【Forever Friends】以外のガチャ産☆4について

・オススメ度(個人的):☆~☆☆☆☆☆

・オススメポイント(個人的)

の2つを記載していこうと思います。

また、記事内で用いている「通称」は、あくまで僕と僕の友人内でのみ使用して通じるものであります。皆様が別の愛称で呼んでいたらごめんなさい。

 

あくまで「「「「「「個人的」」」」」」なやつなので、読者の貴方との評価が違ってもお許しください。僕は月組のオタクです。

 

あ、イベント産☆4はノーカウントです。イベントエピソードも含めて論じる必要があるカードが出てくるので。

 

また、本記事に使用した画像は全てLiber Entertainment Inc.の著作物です。

 

 

1. 【ゆっくり消える虹を見て】夜峰美晴

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・オススメ度☆☆☆

・オススメポイント

 通称:虹。虹夜峰。

 とにかく夜峰美晴が「とてつもない女性」であると認識させられる。なぜ花組のBBQイベの特効カードが風組キャラなのかはさておいて、なんかよろしくないゲームのヒロインルートでも進んでるのかと勘違いさせられる。しかし、夜峰美晴とはだれに対してもこうなのだ。酒さえ入らなければ、無敵の女性だというのに……

 

 

2. 【三兵衛、秋の感謝フェア】天童悠希

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・オススメ度:☆☆☆~☆☆☆☆

・オススメポイント

 通称:ハロ天。

 エピソード内容的にオススメ度は☆☆☆☆クラスなのだが、残念ながらBD限定。気軽に「これオススメだよ!」って言っても、限定であるため復刻が来ないと入手できないのがつらい所。

 鳥組推しならば、ぜひとも読むべき。鳥組のメインエピソード読了後がベストだろうか。こういうしかるべき時に天童の職場に突撃できるのが九条の良い所。しかるべき時でもないのに赤川の職場に突撃するのが九条の悪い所。

 

3. 【シタマチ・ファミリア】鷹取舞花

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・オススメ度:☆☆☆~☆☆☆☆

・オススメポイント

 限定であることを差し引いてもえげつないエピソード。これはギャルゲか何かですか?外堀確実に埋まってないですか?これリリース時にリセマラで引いたせいで鷹取に落ちたオタクめちゃくちゃいるでしょ。限定でこういうエピソード出すの本当に良くないと思います。マジで。【カミズ・ホリデイ】とかいうメガガルーラといいなんなんだこの女。許せねえよ……

 

4. 【ヴィジョン・キツネ】遠見鳴

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・オススメ度:☆☆☆☆☆

・オススメポイント

 通称:狐。キツネ。

 僕が遠見鳴を推していることを差し引いても、全マネージャーに見てもらいたいエピソード。【Forever Friends】【声優のタマゴ】【空を見上げて】【ダーク・ルーム】等のエピソードでは全く見えてこなかった彼女のアイデンティティに迫るエピソードです。このエピソードに出てくるのがあの子ってのもまたいいですよね。不思議な一日での絡みも思い出されます。マジで手に入れてほしい。1枚でいい。(僕のフォロワーみたいに10枚とか引いて自慢するボケカス行為はやめてください)

 

5. 【勝利の栄光を君に】宇津木聡里

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・オススメ度:☆☆☆

・オススメポイント

 通称:コミケ

 僕らが「匂わせ」と呼んでいる、ガチャ実装3日前の「#写真が下手ですみません」とともに投稿されるアレ。9割がたのオタクは九条柚葉を創造していました。実際は肩掛けバッグが左右逆なので、九条ではないと思っている残りの1割が正解だったわけです。

 エピソードとしては至極単純です。宇津木がとある子を道連れ誘ってコミケに行く話です。ぜひ月組メインエピソードを読了してからご覧ください。

 

6. 【What a girl wants】九条柚葉

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・オススメ度:☆☆☆

・オススメポイント

 通称:チャーハン。

 なんでチャーハンかっていうと、九条がシンガポールまで飛んでシェフを日本に呼びつけてチャーハン作らせる話だからです。ぶっ飛びエピソード。ですが、そのぶっ飛び加減が九条柚葉にとっては当然だし、鳥組にとっては日常になりつつあるのだと思います。個人的な注目ポイントは恵庭のツッコミ。

 

7. 【カストールの安息日】丸山利恵

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・オススメ度:☆☆☆

・オススメポイント

 利恵鳴のカップリングが好きなオタクなら☆☆☆☆☆だと思います。それ以外のオタクにとっては☆☆☆だと思います。二人がデートする話です。遠見鳴、さすがに頭の回転が速すぎる。

 

 

8. 【パウダーシュガーの降る頃に】日名倉莉子

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・オススメ度:☆☆☆☆☆

・オススメポイント

 通称:粉砂糖。

 ぶっちゃけ、筆者を日名倉に「落ち」かけさせました。このエピソードを恒常でぶん投げてくるのは逆に犯罪行為です。限定にしてもいいレベル。マジで皆に読んでほしい。こういう言い方嫌いなんですけど、このカードのエピソードは「義務教育」。これマジ。

 マネージャーがボケナスすぎるので読んでる間だけはマネージャーの名前を自分の名前から変更することをオススメします。

 

9. 【ひとりこのへやで】鹿野志

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・オススメ度:☆☆☆

・オススメポイント

 通称:コタツ

 やっとこさ出た花組恒常カード。満を持して冬にコタツ&ミカン。カノシホのカノシホらしさがこれでもかと詰め込まれております。最後にカノシホが花組メンバーをディスりつつ褒めていくのでですが、その順番には要注目。カノシホ特効を持ったあの子が最後なの、すごくすごいですよ。

 

 

10. 【Never Knows Best】月居ほのか

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・オススメ度:☆☆☆~☆☆☆☆

・オススメポイント

 僕は、これで「落ち」ました。以上です。限定カードなので、手に入れたら読んでみてください。

 

 

11 【Only two twin primes】遠見鳴

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・オススメ度:☆☆☆

・オススメポイント

 【カストールの安息日】の返歌的エピソード。利恵鳴のオタクは両方手に入れないといけないの、シンプルに地獄すぎないですか?気軽にオススメもできやしませんよ。これじゃ。

 

 

12. 【疾走れ!自転の勇者ママチャリオン】天童悠希

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・オススメ度:☆☆☆☆

・オススメポイント

 通称:ママチャリ。

 鷹取でも3年まで無事に進級している高校でテストで赤点をとり、日曜日に補習を受けるハメになった天童。そんな中、赤川が推しのライブのチケットを家に忘れてしまい……

 といった感じのイントロなのですが、天童の良さがググッと詰め込まれた良エピとなっております。他のエピでもいくつも見られるのですが、このエピソードは随所に天童のいい所が見られます。

 

 

13. 【笑顔で空を灯して】赤川千紗

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・オススメ度:☆☆☆~☆☆☆☆

・オススメポイント

 赤川千紗を推すのであれば、このカードのエピソードだけはなんとしてでも読んでおくべきだと思う。☆☆☆☆☆クラスのポテンシャルはある。いかんせん限定なのだ。限定、なのだ…………千紗、俺が姫にしてやるからな……

 

14. 【スイート・セレナーデ】夜峰美晴

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・オススメ度:☆☆☆

・オススメポイント

 バレンタインの限定カード。BD以外の限定カードは現状これと次の丸山のカードのみ。限定という点でどうしてもオススメ度は下がる。もし他人に見せてもらうのであれば、【Forever Friends】を読んでからにすることを強くオススメする。これマジ。

 

15. 【炎獄式ビターエンド】丸山利恵

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・オススメ度:☆☆☆

・オススメポイント

 チョコにヤクルトを入れると不味い。

 なーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんで限定なんだよおおおおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

16. 【ランチタイム・アップデート】九条柚葉

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・オススメ度:☆☆☆☆☆

・オススメポイント

 通称:弁当箱。

 TresureDropIVという、レッスン時追加アイテムドロップスキルを初めて所持したのがこのカード。以降弁当箱スキルと呼ぶことにする。これがマジで人権。CUE! ROOMを走りたいなら絶対に持っておくべき。

 それはそれとして、赤川と九条のオタクはこのカードのエピを読め。素晴らしいぞ。そしてぜひとも完凸してイラスト変更をさせろ。素晴らしいぞ!

 

 

17. 【桜の花舞う教室で】六石陽菜

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・オススメ度:☆☆☆~☆☆☆☆

・オススメポイント

 エールブルーのメインヒロインが誰であるかをまざまざと見せつけられたエピソード。六石陽菜という女は、1対1での会話では無敵を誇る。なんせ、月居ほのかをこたつで寝かせた鹿野志穂が六石にはボコボコにされるのだ。BD限定にはバケモンエピソードしかないのか、このゲーム。

 

 ところで日直の名前について話があるんだけどリベル君

 

 

18. 【春風トラベリング】恵庭あいり

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・オススメ度:☆☆☆~☆☆☆☆

・オススメポイント

 神戸総合運動公園のコスモス畑を見に一人旅をする恵庭あいり。鳥組の下僕マネージャーは3人(というか主に天童)の指示を受け、彼女をストーカー見守るためについていくことに……

 BD限定エピだけど、たぶん鳥組のオタクにお願いしたら画面共有で見せてくれます。

 

 

19. 【極彩色で笑いたい】明神凛音

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・オススメ度:☆☆☆☆

・オススメポイント

 通称:シャボン玉。

 明神と宇津木の珠玉の関係性、明神の優しさに満ち溢れた性格、母性、明神凛音推しはマジで読むべき。完凸させたあとの笑顔で死ぬがよい。グィネヴィアのジャケ絵や【エイジ・オブ・ディスカバリー】のああいう最強顔面の明神もいいんですが、この子はやっぱり満面の笑顔が似合いますね。

 

 

20. 【スタンドバイミー】月居ほのか

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・オススメ度:☆☆

・オススメポイント

 弁当箱スキル所持。それ以外に特にオススメするところはあまりないです。正直に言わせてもらうと、僕の感性・性格上、唯一エピソードを読んでほしいとは言えないカードです。

 

21. 【DAYS and the DAY】宮路まほろ

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・オススメ度:☆☆☆☆~☆☆☆☆☆

・オススメポイント

 無料10連期間もあったし、限定といえど引いた人も多いんじゃないですかね? そういった理由で限定カードによるオススメ度の☆1個マイナスをしていません。宮路まほろは【Forever Friends】といいこのカードといい、なんでこう過去と現在を絡めてドデカイ感情を我々に持たせてくれるんでしょう。よくないですよそういうの。

 

 

22. 【今日は明日の思い出】赤川千紗

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・オススメ度:☆☆☆☆

・オススメポイント

 通称:キッチン。

 オーディションにうまくいかないことなんて、声優には日常茶飯事です。そんな中、皆と自分を比べて凹んだり、レッスンが上手くいかなかったりすると、余計焦るもんですよね。でも、明日は必ず来るんです。赤川千紗は、そんな中で何を思うのか。ぜひ、ご覧ください。

 

 

23. 【雲がちぎれる時を】夜峰美晴

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・オススメ度:?????

・オススメポイント

 マネージャーと夜峰美晴さんがオムツを買いに行く話です。いま語弊があるように説明したんですけど(かまいたち山内)。

 後半、話が僕の知能レベルではわからないレベルの話になってしまいました。とにかく夜峰美晴という女性はすごい女性だなという風におもいました。僕にはオススメ度を設定できません。

 あ、最後の演出について、すたっふりおちゃんも言ってましたが、チャレンジしたなと思います。これについては読んでからのお楽しみ。

 

24. 【シロクロ・コミット】鷹取舞花

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・オススメ度:☆☆☆☆☆

・オススメポイント

 まずスキルが強い。超特訓中にしか発動しないけど、発動すると超特訓+1回。人権カードかよ。

 そしてエピソード。鷹取の矜持が見られます。スキル名にもある「はっきりしないのが、自分、嫌なんすよ」、これですよ。これ。正々堂々、公明正大、こんな難しい四字熟語の意味を鷹取は知らないかもしれませんが、彼女は常にそういう所を大事にしていることがわかります。

 

 

25. 【ウェーニーウィーディーウィーキー】宇津木聡里

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・オススメ度:☆☆☆☆☆

・オススメポイント

 弁当箱スキル持ちなのでオススメ度+1~+2。

 エピソードについては以下のブログを読んでもらった方が早いです。ネタバレが嫌でなければ。

exash666.hatenablog.com

 

 

 

26. 【孤独ノスヽメ】宮路まほろ

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・オススメ度:☆☆☆☆

・オススメポイント

 名前から想像もつくでしょうけど、アレです。孤独のグ○メです。オタク同士でこのエピソード鑑賞会したんですけど、マジで孤独の○ルメのBGMが合いすぎる。ところで宮路さんその眼鏡はなんですか?顔面良すぎにつきオススメ度+1。

 

 

 

以上です。

 

CUE!のリリース日が10月末だったため、リリースより半年以上経ってから(=6月1日以降に)追加されたカードはノーカウントです。実際は僕がエピソード読めてないだけなんですけどね。

 

 

最後に、私が引けてないカードのエピソードを読ませてくれたオタク

星海ひとで(@ParabolicBlue57)

藤原ゆうは(@ExAsh666)

あとれ(@ragrag3984)

ずこーよく(@zukoyoku_yg36)

れそなんす(@resonance_hbknm)

MASK(@MASK_W_N_o_4)

以上6名に感謝を申し上げます。

 

もしこの先セレクションチケットなどが販売された際には、ぜひ参考にしていただけると助かります。それでは、良いマネージャーライフを。

いちMLBファンの思い出に残った瞬間 - その2 - 2015年、アメリカンリーグ・ディヴィジョンシリーズ、第5戦

在宅が続くと運動不足になります。
深夜徘徊でもして運動をしましょう。
おはようございます、二条です。

 

凝りもせずMLB思い出シリーズ第2弾、今回は2015年アメリカンリーグ・ディヴィジョンシリーズ第5戦、トロント・ブルージェイズテキサス・レンジャーズの試合をお送りします。

 

2015年、トロント・ブルージェイズが22年ぶりのプレーオフ出場となるアメリカン・リーグ東地区優勝を成し遂げました。前年オフ、4選手を放出しジョシュ・ドナルドソンを獲得。パイレーツからFAで正捕手のラッセル・マーティンを獲得しました。
7月末にはプレーオフを狙って更なる積極補強。先発ローテーションの軸のデビッド・プライス、大型遊撃手のトロイ・トゥロウィツキを獲得。
また、8回アーロン・サンチェス→9回ロベルト・オスーナという勝利の方程式へ繋げるリリーフの補強としてマーク・ロウやラトロイ・ホーキンスを獲得しました。

2番に座ったドナルドソンに加え、従来の3・4番であるホセ・バティスタエドウィン・エンカルナシオンも暴れまわり、2~4番打者の3人がアメリカン・リーグ打点ベスト5に全員入る破壊力。ドナルドソンはシーズンMVPを獲得するほどの活躍ぶり。2番打者が41本も打つ打線なんて恐怖でしかありません。

そんなトロントの期待を一身に背負ったディビジョンシリーズでしたが、なんと第1戦、第2戦とホーム、ロジャーズ・センターで2連敗。テキサス開催の第3戦、第4戦のどちらかでホーム・アドバンテージを生かしてレンジャーズが勝利するものと誰もが思っていました。

しかし第3戦は先発マルコ・エストラーダが6回1/3・1失点の好投、後を受けたループ、ロウ、サンチェス、オスーナはランナーを一人も許さずに5-1で勝利。

第4戦、ナックルボーラーR.A. ディッキーが先発、4回2/3を1失点とキッチリ仕事を果たし、打線は3回までにドナルドソン、コラベロ、ピラーがホームランを放ち7得点。8ー4で敵地2連勝を飾り、本拠地でのWin-or-Go-Home-Game、第5戦を迎えることとなります。

 

スプリングトレーニングで左膝前十字靭帯を断裂、シーズン絶望と思われたものの9月に復帰した若手エース、マーカス・ストローマンとフィリーズからのトレードで加入し、レンジャーズ移籍後7勝1敗のエース、コール・ハメルズの先発マッチアップでスタートした第5戦。

1回表、先頭打者のデライノ・デシールズが二塁打で出塁すると、チュ・シンスの内野ゴロで進塁、続くミッチ・モアランドの内野ゴロでホームに突入し生還。3回表にはチュのソロホームランでレンジャーズに追加点。

しかしブルージェイズも3回裏にすぐさまバティスタ二塁打で1点を返すと、6回裏にはエンカルナシオンが同点ソロホームラン。2-2で7回に突入します。

 

7回表、事件が起きました。

交代直後のサンチェスから先頭のルーグネッド・オドーアが安打を放ち出塁すると、ルイス・ジメネスの送りバントで進塁。続くデシールズの内野ゴロをドナルドソンが素手で処理する好プレーの間にも進塁し、2アウト3塁。

ここで打席に入るのは今日ホームランを打っているチュ。カウント1ボール2ストライクからのストレートが高めに外れ、2ボール2ストライク。

バッターのチュが袖を直すために左腕を前に突き出した直後、マーティンの返球が突き出した左手に当たってしまいます。

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ボールが内野を転々とするのを見た三塁走者のオドーアは即座にスタートを切り、ホームを踏みます。

しかし球審はオドーアに三塁に戻るように指示。この判定にレンジャーズの監督ジェフ・バニスターは抗議に出ます。

解説のハロルド・レイノルズも判定に疑問を呈し、「なんでこれがボールデッドなんだ? インプレーじゃないか」「チュがホームプレート上に手を出して返球を邪魔していたとでも? ただ次の投球に向けて準備してただけだろう?」「インプレーでオドーアのホームインはカウントされるべきだ」と発言。

球審が全審判を集め協議した結果、判定は覆り、オドーアのホームインが認められた。

 

この判定に黙っていないのがブルージェイズファンだ。判定が覆った瞬間、場内はロジャース・センター、いやMLB史上でも史上最大音量のブーイングが鳴り響き、フィールドにビールのカップが次々投げ入れられた。鳴りやまないブーイング、飛び交うゴミ。"BULLS**T! BULLS**T!"といった汚い言葉のチャントも発生する始末。
ロジャース・センターのバックスクリーンにはこのような文言が掲示された。

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「ファンの皆様、プレー中にゴミを投げ入れたり、フィールドに乱入するのはお辞めください。このような行動をとった方は逮捕され、スタジアムから退場していただきます。」

 

ゴミの投げ入れ等は収まったものの、ファンの怒りは収まらず。
続く7回裏の攻撃が始まってもブーイングは止まず、球審がストライクの判定をすればその音量は更に上昇。c

反撃が期待される中、先頭打者のラッセル・マーティンはカウント1-2からインローのストレートに詰まり力ないショートゴロ、1アウト――

――かに思えた。

ショートのエルヴィス・アンドルスがこのなんでもないゴロをエラーしたのだ。2009年からレンジャーズを支え続ける男のエラーに、チームに動揺が走る。逆に沸き立つのはブルージェイズファン。"Let's go Blue Jays!"コールが360度から沸き起こり、「何かが起こる」と予感させるには十分な雰囲気が出来上がっていた。

しかし続く打者のピラーは外のボールに手を出しファーストゴロ、ファーストのモアランドは左利き、3-6-3のダブルプレーでチャンスは潰え――

――なかった。

なんでもない送球をモアランドがワンバウンドさせてしまい、ショートのアンドルスが捕りきれず。ノーアウト1・2塁。

レンジャーズの2連続エラーにより、同点のランナーどころか逆転のランナーまでが出塁。場内はかつてない盛り上がりを見せた。

続くジャスティン・スモークに代打ライアン・ゴーインズ。初球をファウルした後に2塁走者のマーティンに俊足の代走ダルトンポンペイ。何がなんでも1アウト2・3塁にして同点、逆転を狙うという作戦だ。

しかしそんなベンチの願いとは裏腹に、バントした打球はサードのベルトレの真正面に強く転がってしまう。捕球したベルトレはすぐさま振り向き、三塁のカバーに入っていたショートのアンドルスに送球。これで1アウト1・2塁――

 

 

――のはずだった。

 

まさかの、アンドルスの捕球ミス。

ノーアウト、満塁。

解説のレイノルズも"Oh my gosh..."と呟くが、場内の大歓声がそれをかき消すほどの大音量に。

ブルージェイズの監督、選手、ファン全員が思ったことだろう。「ここしか、ない」

本来なら終わっていたような攻撃を、神様がお恵みくださった。

 

しかし続くベン・リビアの打球はファーストゴロ。本塁アウト。1アウト満塁。

三塁走者のポンペイのスライディングに捕手のロビンソン・チリノスが倒されのを見て、バニスターはすぐさま「守備妨害ではないか」と抗議にでる。

この年の最優秀監督に輝くだけあって、敵地でも常に冷静で、ここぞといった時に勢いを潰しにかかった。ビデオ判定の後、守備妨害はないとして試合が再開されたが、さらに勢いを潰す投手交代。この間が空いてしまっては、もしかしたらこのチャンスも潰れてしまうかも――そんな考えが、当時観戦していた僕の頭をよぎった。

ブルペンから呼ばれたのはハードボーラーのサム・ダイソン。三振さえ取ってしまえば、内野のエラーも関係ない。

バッターは2015年MVP、ジョシュ・ドナルドソン。ここでMVPが打ち取られてしまえば、試合は終わったも同然だった。

カウント2ボールから甘い球を狙ったドナルドソンだが、インサイドに食い込むツーシームにどん詰まり。打球は力なく上がるだけだった。

これで、2アウト満塁――バティスタに全てを託すしかないのか――そう思った人間がほとんどだろう。

 

神は、再びジェイズに味方した。

1アウト満塁というシチュエーションで、ダブルプレーバックホームに備えて少し前に守っていた二塁手ドーアの頭を、何か見えない力に押されたかのように打球が越えていったのだ。オドーアはすぐさま打球を拾い二塁に送球するが、アウトは1つしか取れず。正直、バックペダルを踏まず外野手のように半身になって追いかけていれば捕れたかもしれない打球だった。2アウト、1・3塁。

"Are we tied? ......My goodness." - Harold Reynolds

解説席で試合をその目で見ている解説者すら、まことしやかに信じられない状況。

同点。そう、同点。

打席には、ホセ・バティスタ

数球団を渡り歩き、一時期には日本行きの話も出た。

2004年にデビューするも、その年に球団をたらいまわしにされ、なんと1年で5球団を渡り歩くことになったバティスタユーティリティプレイヤーとして守備位置こそ定まらないもののレギュラー格にはなるが、主力として扱われるほどではなく、一時期日本移籍の話まで出た。

(余談であるが、バティスタ(MLB通算344本塁打)と同時に獲得を検討されていたのがネルソン・クルーズ(MLB通算401本塁打)であり、結果的に阪神タイガースが獲得したのは「あの」ケビン・メンチである)

そんな中、5年目にトレードでブルージェイズに移籍。翌年のシーズン終盤に主力が放出され結果的に守備位置も固定されたことで好調を呼び、ブルージェイズ3年目の2010年に覚醒。この年、54本塁打。翌年も43本塁打で2年連続のホームランキングに輝き、薬物使用を疑う声まで出たほどだ。

チームが長年下位に沈む中でも本塁打を打ち続け、「トロント・ブルージェイズの選手といえば?」と質問すればほぼすべての人間が「ホセ・バティスタ」と答えるほどの選手が、ついに辿り着いたプレーオフ

神様が与えてくれたイニング。

神様が与えてくれた同点劇。

全て、この男の為に演出されたかのような――後から思い返せば、そうとすら思えるシチュエーションだった。

 

ここしか、ない。

 

カウント1ボール1ストライクから投じられたツーシームを弾き返すと、打球は左中間へ一直線。

 

ついに、逆転。

 

 

www.youtube.com

 

 

打った後のドヤ顔バット投げまで含めて、伝説でした。

これがきっかけで、翌年も遺恨が残り事件が起こるのですが――それはまた、別のお話。

 

 

 

「いや、チョイス浅くね?」みたいに言われそうですが、やっぱりこのバティスタのホームランは外せないですよ。第1弾がナショナルリーグで1番観客の歓声が凄かった試合なら、第2弾はアメリカンリーグで書こうと思った次第です。

まあ、第10弾まではMLBファンではない野球ファン向けみたいな感じで書いていこうかと思います。

 

 

では、第3弾に取り上げる予定の試合のヒント。

 

www.youtube.com

 

この曲のイントロさえあれば、MLBファンなら分かりますよね?

いちMLBファンの思い出に残った瞬間 - その1 - 2013年、ナショナルリーグ・ワイルドカードゲーム

自粛モードで気が滅入る日々が続いていおりますが、皆さんお元気でしょうか。
二条です。

 

あまりにも暇なので、時間つぶしにでもと思い執筆しました。
野球もシーズン開幕が延期され、フルシーズンでの戦いが難しくなる状況ですが、そんな中で昔の思い出に残るゲームを振り返ってみようかと思います。

 

今回ご紹介しますのは、2013年ナショナルリーグワイルドカードゲーム。
ペンシルベニア州ピッツバーグ、PNCパークで行われたピッツバーグ・パイレーツシンシナティ・レッズの試合です。

 

この試合はパイレーツファンにとっては非常に思い入れのある一戦だと思います。なぜならば、1年前の2012年までパイレーツは20年連続でシーズンを負け越しているという長い長い暗闇の中を航海していたからです。
そんな負の航海もようやく終わりを迎える2013年、新星ゲリット・コールが昇格。エースのフランシスコ・リリアーノやベテランのA.J. バーネットを軸に先発陣が活躍。リリーフではマーク・メランソン、ジェイソン・グリーリのオールスター投手が8回・9回を締める鉄壁の布陣でシーズンを戦い抜きました。

対するレッズもチュ・シンスジョーイ・ボットー、ブランドン・フィリップス、トッド・フレイジャーといった強力野手陣に加え、エースのジョニー・クエトから抑えのアロルディス・チャップマンまで投手陣も万全の布陣でポストシーズンに乗り込んできます。

 

さて、ピッツバーグ・パイレーツはこの試合に臨むにあたって、レギュラーシーズンでは3rdユニフォームに位置する黒を基調としたユニフォームの着用を決定し、選手はファンにも黒い服を着用し球場に観戦に来るよう呼びかけたのです。そう、試合が行われているのに観客席は停電したかのような黒さ。PNC PARK BLACKOUTを発生させようと。

 

その結果がこちら。

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(引用元: https://www.youtube.com/watch?v=BGnPtjFk3Kc)

見渡す限りの黒、黒、黒。
黒いタオルに、黒い海賊旗が振られ、攻撃中も守備中もファンは大声援を送り続けました。

 

両チームのエースであるリリアーノとクエトの先発で始まった試合が動いたのは2回裏、パイレーツの攻撃。

オールスターに選出されたベテラン、マーロン・バードに先頭打者で打席が回ってきました。キャリア11年目、多数の移籍を経て7チーム目に辿り着いた渡り鳥(スペルはBirdじゃなくてByrdだけど)の、初めてのポストシーズンでの試合。パイレーツと同様に、長い間弱小チームで我慢の時を過ごしてきた男はカウント2-1から4球目の高めに浮いたチェンジアップを振りぬくと、打球は一直線にライトスタンドへ。ポストシーズン初打席での一打、チームに先制点をもたらすソロホームランとなりました。

続くアルバレスがセンターフライに倒れた後、打者にラッセル・マーティンを迎えたカウント1-1からの3球目。スタンドから少しずつ声が聞こえ始めます。

「……トー、……エートー……」

投じたスライダーが外に外れ、カウントが2-1となるころには、はっきりと聞こえるようにな

「クエートー! クエートー!」

「クエートー! クエートー!」

球場に駆け付けたPNCパーク史上最多の観客が、真っ黒に染まったスタンドから投手のクエトの名前を連呼し、プレッシャーを与えます。

クエトにその圧が届いたのか、なんと彼はマウンド上でボールを落としてしまいます。さらに盛り上がるパイレーツファン。

「クエートー! クエートー!」

「クエートー! クエートー!」

地鳴りのような歓声が響くなか、4球目に投じたストレートは吸い込まれるようにど真ん中へ。マーティンほどの打者がそれを見逃すはずもなく、打球は再びレフトスタンドへ。

www.youtube.com

この瞬間に、もしかしたら勝負はついていたのかもしれません。
3回裏にも得点を挙げ、4回表に1点を返されるも続く4回裏に1アウトからマルテが二塁打。クエトを引きずり下ろしてなおも攻撃の手を緩めずウォーカーが二塁打で1点を加え、マカッチェンの敬遠後にモーノウの四球で満塁とすると、バードのセカンドゴロを守備の名手フィリップスがこぼしてしまい、ゲッツーをとれず追加点。
7回裏にマーティンがこの日2本目のソロホームランを放ち6-1とすると、リリーフ陣が8回・9回を1失点にとどめ完勝。

ファンが常に歓声を送り続け、味方を鼓舞し、相手にプレッシャーを与える。これぞまさに「ファンが10人目の選手になった瞬間」であったと思います。

 

 

読みづらい文章だったら申し訳ありませんが、とりあえずマーティンがクエトからホームラン打った動画だけ見てもらえれば僕は満足です。

失礼いたしました。

MiRAGE! MiRAGE!! パート分けメモ

丸山利恵

宇津木聡里

明神凛音

遠見鳴

全員

 

君は私
come on! come on! come on! come on!

 

粉々に割れている
鏡の奥 複雑に
(veracity)
真実を映して
少しばかり色褪せた
虚構だって構わない
(invention)
走り出せばやがて併走

 

who are you?
裏切られたとしても
who are you?
そんなことは想定内
どっちにしたって
わかってる

 

重なってミステリー
裏表の心合わせたら
私よりも もっと私に
立ちのぼる蜃気楼
そうなる前に どうかその手を
強く 強く 握り締めるの
剥がれないように捕まえて
君は私
come on! come on! come on! come on!
ミラージュ
君は私

 

いつだって呼びかけた
君の肩に手をかけて
(confusion)
そーっと この体温で
いつまでだって 気付かない
唇をゆがませても
(presentation)
私はここにいるのに

 

who are you?
四角い箱の中に
who are you?
なんて 閉じ込めないで
私の存在
わかってる?

 

逆さまのリアル
君が笑えば私は泣いてる
私よりも もっと私に
ほんの生存本能
同じリズムで脈打つ体
入れ替わっても きっと変わらない
相反する君を認めて
君は私
come on! come on! come on! come on!
ミラージュ
君は私

 

君は私
come on! come on! come on! come on!

重なってミステリー
裏表の心合わせたら
 
逆さまのリアル
君が笑えば私は泣いてる
 
立ちのぼる蜃気楼
そうなる前に どうかその手を
強く 強く 握り締めるの
剥がれないように捕まえて
君は私
come on! come on! come on! come on!
ミラージュ
君は私

遠見鳴に惹かれ

 平日の午後1時に起きる生活って最高ですね。就職までにこの生活サイクル戻せるか不安な二条です。

 

この記事にはCUE!のストーリーのネタバレが含まれます。遠見鳴のストーリーを未読の方はご注意ください。

純粋な心で遠見鳴を好きな人は絶対に読んではいけません。マジでやめた方がいいです。僕の歪んだ視点が許容できない人は絶対に読んではいけません。かなり改行してクッションを置くので覚悟ができた人だけスクロールしてください。

また、本記事に使用した画像は全てLiber Entertainment Inc.の著作物です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、僕のフォロワーの皆様はご存じの通り、CUE!にハマりました。遠見鳴が推しになりました。昔から僕を知っている人は「遠見鳴、二条の好みの見た目してないだろ」と思ってるかと思います。実際そうです。最初にAiRBLUEの16人を見たとき、「あ、ゴスロリね。了解」と推し候補から外した記憶があります。では、なぜ遠見推しになったのか。今回の記事ではそこについて触れていきます。

 

 まず、僕の好みにストライクな見た目をしていたのは明神凛音でした。ただ、推しにはなりませんでした。見た目で推そうと思っていた子が思ってた性格と違うパターン、誰にも1度はあると思います。そして残りの15人から推しを選択することになったわけですが、リセマラ運(そもそも1度で終わったため「リセット」も「マラソン」もしていませんが(イキリ))およびその後のガチャ運が非常に良く、Birdのメインストーリーが全部読める頃には10~11枚のFF☆4カードが揃っていました。石回収を兼ねて親密度を上げてFF☆4のキャラストーリーを1人ずつ読んでいったわけですが、そこで運命の出会いがありました。

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この会話で「この女、ヤバいな」と思ったわけです。


 僕は別に百合が好きなわけでもないし、女の子同士の仲良しな会話を見てニヤニヤするタイプの人間でもありません。僕が惹かれたのは、利恵と鳴の関係ではなく、鳴の「異常性」です。

 少なくともマトモな人間の発言ではありませんよね、これ。声優の志望動機も、マトモかどうかと言われるとそうではないと思います。

僕はヤバい女が好きなので、他の話も読んでみました。すると、この発言。

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日光NGってなんだよ。いくら引きこもりでも日光NGにはなんねえよ。なんなんだよ。

 

 そして、極めつけはこれ。

 

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 PCを買いに行く際にマネージャーについてきてもらって、この発言。

 寮を出発する前に、「店員と話すのが嫌いなので、それと荷物持ち」と確かに言っていましたが、それを踏まえても2枚目の表情はなんとも言えないものがあります。まるでマネージャー君の想像力が欠如してると言わんばかりの目。この女、ヤバい。

 

 

 

間違いなく、社会不適合者だ。

 

 

この女、推せる。

 

 

 

 最低な目で見ていることはわかっていますが、こういうタイプの人間大好きなんですよ。外から見てる分にはですけど。

 こういう性格って、一人じゃないと耐えられない環境が多すぎるからそもそも生きるのが難しいんですよ。その点において、彼女における丸山利恵の存在、言い換えると「一緒にいて苦にならない他人」の存在、めちゃくちゃ重要なんですよ。

 彼女にとって、丸山利恵はもしかしたら外界から身を守ってくれる「殻」だったのかもしれません。ただ、鳥が羽ばたくには「殻」を破って孵化する必要があります。

 

 ただ、彼女に一人でも生きていける能力はある程度あります。入所後に彼女にも変化が生まれた感じもあります。聡里の『勝利の栄光を君へ』を読めばわかると思うんですけど、利恵にどっぷり依存してたらああいう行動とれないんじゃないかなと思いますし。声優という職業に関しても、「利恵と一緒の職業」以外の面からも見られるようになったことが読み取れます。

 

遠見鳴の「孵化」は近いんじゃないでしょうか。もしかしたら、もうしてるかも。

 

 

 

 

言いたいことがよくわからなくなって1週間くらい下書きに留めてたんですが、一応公開します。

 

最近のお話

ざっくりしたタイトルで申し訳ございません。お久しぶりです、二条です。

 

さて、最近ブログを全く更新していなかったので、します。

 

①大学院を中退して就職することになった話

一応Twitterでは軽く言いましたけど、院辞めて就職します。
12月頭に就活エージェント登録して、12月末に内定もらいました。
思ったよりスピーディーに事が進んだので驚いています。

就職先は白か黒でいうなら中間って印象を受けます。まあ就職できるだけ良いですよ、こんな経歴持ち。

ちなみに面接で受けた質問で1番面白かったのは「アニメとか見るの?」でした。オタク・オーラが隠し切れず滲み出ていたみたいです。泣いて良いでしょうか。

 

 

②CUE! にハマった話

なんで始めたかは忘れたんですが、始めたらハマっていました。
正直ゲームシステムはお世辞にも面白いといえるモノではないんですけど、レッスンは放置してれば良いし、収録は片手間に秒で終わるので、ゲームをプレイしててストレスを感じないのが良いですね。

最初はビジュアルだけ見て明神凛音が良いなって思ってたんですが、キャラカードの個別ストーリーのブッ飛び具合に遠見鳴を推すようになりました。そりゃForever Friendsとオブジェクト・アンディファインドを見せられたらそうなりますよ。言っちゃ悪いですけど後者の方のエピソードなんてただただ社会不適合者っぷりを描いてるだけですからね。そこが良いんですけど。

ちなみに僕も店員に話しかけるのがマジで無理なタイプです。

 

 

他に書ける話は特にないので終わります。

 

Tokyo 7th シスターズ 5th Live 雑記

 この記事はキャラへの歪んだ愛情が滲み出ている個所があります。Twitterで『#三十路No4』を検索してヒットしたツイートの内容が苦手なものであれば、読まないことをお勧めします。

 

 

 行ってきました、幕張。

 3rdから3年連続の幕張です。今回は国際展示場の方でしたけど。

 

 セットリストに対する感想の前に、Day1で起こった奇跡についてちょっと話します。いや奇跡ってほどじゃないのかもしれませんけど。

僕は希望順位でチケット応募をしたので、Day2のチケット4連番だけ確保しました。そして、当初から「連番するぞ」と話していたオタク(以降:Aさん)と連番を組むことに。そして、ツイッターで「出)Day2×2枚 求)Day1×2枚」の募集をかけたところ、FFの方で条件に合致する方(以降:Bさん)がおり、チケットの交換を成立させました。Bさんが連れてくる方(以降:Cさん)はBさんのリアルでのご友人らしく、僕はAさんと「多動になりすぎて迷惑をかけないようにしよう」だとか、「Cさんと僕たち二人の間にBさんを挟んで壁になってもらおう」だとか話していました。

 当日、幕張では雨が降っており、それを避けて展示場の中に人が集まることが予想されました。そのため、イベントホール側の屋根の下で集合することになりました。僕、Aさん、Bさんの順番で到着し、残るはCさんの到着を待つだけとなりました。Bさんが「Cはあと10分程度で着く」と言ったので、僕は先にトイレを済ませ、一服して戻りました。すると、そこには2nd(inパシフィコ横浜)と2.5(inなんばHatch)で一緒にライブを観た大学の同期がいました。僕が彼に「久しぶり」と声をかけると、彼は「お、〇〇〇〇(僕の本名)」と返してきました。彼もオタクです。人前でオタクの本名を呼ぶことは非常に危険な行為だと理解しているはずです。僕は怒りました。「おい、本名を呼ぶな」と。彼は釈然としない顔をしています。あまつさえ「ていうか、なんでここにいんの?」と返してきました。ここにいるのは当たり前です。ナナシス5thライブに参加するわけですから。そしてここで上記のCさんを待っているわけです。その時、Bさんが言いました。

「え、2人って知り合い?」

 は? 当たり前でしょう。大学の同期なんですから。しかし、大学の同期が続けて放ったBさんへの言葉で全てが繋がります。

「ていうかここ2人(僕とBさん)も知り合いなんですか?」

まさかと思い聞きました。

「Bさん、もしかして今日の連番者って」

「こいつ(大学の同期を指さしながら)」

なんということでしょう。Bさんが連れてきたリア友のCさんとは、僕の大学の同期であったのです。奇跡ですよこれは。奇跡です。

というわけで、Cさんは僕の奇行を熟知しているため、遠慮なくライブではしゃげたのでありました。

 

 さて、話を戻しましょう。セットリストそれぞれに対する感想は実際色々あるんですが、簡潔にブロック分けしてまとめます。推しがいるところは長めです。

 

1. FUNBARE☆RUNNER

2. MELODY IN THE POCKET

3. 夏のビードロ☆シンフォニー

 

夏のビードロ☆シンフォニーがいきなりぶっこまれて高まったのもそうですが、メロポケが流れたときに(後で冷静に振り返って自分でも驚くくらい)嬉しくて高まってピョンピョン跳ねてたんですよね。4thでは「メモリアル武道館に行けなかった」っていう事実が色々なものに靄をかけており、開幕メロポケで何一つ高まれなかったのに。時を経て自分の中で色々なものが消化された結果なのかなあという感じがします。

 

4. TRICK

5. 空色スキップ

6. シトラスは片想い

 

Day1ではCブロックのセンターステージから2列目とかいう訳のわからない神席を連番者が引き当てまして、Ci+LUSの衣装がいきなり間近で見られたわけなんですが、いやマジでお二人とも足が細い。下手したら僕の二の腕の方が太いまである。Cさん、田中美海さんが可愛いのもわかりますし、あなた僕の右隣で気持ち悪い声を出しまくるのは結構ですが、あなたの右隣は女性ですよ?

 

7. YELLOW

8. ひまわりのストーリー

9. ひよこのうた

10. ミツバチ

 

Day1: 開幕2曲で既にボロ泣き。MCの「いつも通りだなぁって」でボロ泣き。おしまい。

Day2: どうしてもYELLOWとひまわりのストーリーに関しては前任者との比較をしていたDay1と異なり、完全に何も邪念なく楽しめた。これからもよろしくお願いします。

 

11. ラバxラバ (Day1) / SAKURA (Day2)

12. 星屑☆シーカー

絶命。0勝3敗。

中島唯さんが結婚されたからというわけではないのですが、マジで今日の野ノ原ヒメさんは大人びて感じましたし、この公演を経てヒメが結婚しても許せるようになりました。あ、春日部は(30)過ぎても独身でいてもらいます。

 

13. さよならレイニーレイディ (Day1) / お願い☆My Boy (Day2)

14. プレシャス・セトラ

ジューンブライド衣装はズルでしょ。そういうのよくないと思います。

 

15. 花咲キオトメ

16. スノードロップ

前園リシュリさんが好きという裏設定が僕にはあった(5thを経て表設定に変更)のですが、Day1は「うちの子すごいなあ、みんなもそう思うでしょ」「みんなかわいいなあ」みたいな感じでバチクソ高まり散らかしていました。しかし、一夜経て、あの子と七花少女のみんながデビューした事実だったりダンスだったり歌詞を振り返っているうちに急にエモくなってしまい、Day2の花咲キオトメは号泣しながら跳ねるという躁状態鬱状態のハイブリッドみたいな限界オタクになってしまいました。

 

17. SHAKE!!~フリフリしちゃえ~ (Day1) / SHOW TIME (Day2) 

18. ハネ☆る!! (Day1) / マスカレード・ナイト (Day2)

Day1: 春日部一生独身決意強固也

Day2: 浅見先生非常美尻也、川澄女史美声堪能、我欲四人会話沢山

 

19. Winning Day (Day1) / -Zero (Day2)

20. AMATERRAS

KARAKURI、すごい。

秋奈さん、かわいい。

TOTの「えいえいおー」は伝説でしょ。

 

21. CHECK' MATE

22. YOU CAN'T WIN (Day1) / Girls Talk!! (Day2)

Day2、MC中にドラムの音聞こえた瞬間「やったァァァァァ!!!」って叫びましたよね。

 

23. Clover x Clover (Day1) / セカイのヒミツ (Day2)

24. 14歳のサマーソーダ

はい可愛い。

はい可愛い。

はい可愛い。

 

25. TREAT OR TREAT?

26. Crazy Girl's Beat

27. 青空Emotion (Day1) / ワタシ・愛・forU!! (Day2)

28. プレゼント・フォー・ユー (Day1) / Lucky☆Lucky (Day2)

 

ほんと4Uって進化止まらないですね。完全にネクスト・ステージって感じというか。その中での愛4Uってのがエモさを際立たせていると思います。あと、「私を見に来た人ー!」って流れで、Day1はウメ→エモコ→ヒナの順に歓声がデカくなるのに対して、Day2はエモコ→ウメ→ヒナの順だったのにウメの時にあえて歓声少し小さめにするのがもうファン含めて「出来上がってる」って感じ。

 

29. Majesty

30. THUNDERBOLT

31. Purple Raze (Day1) / KID BLUE ~裸の王様~ (Day2)

32. DAYS

33. I AM

 

後になって振り返ると、QoPは「チャレンジ」したなと思います。

1st ALBUMからの新曲のみで構成されたQoPゾーン。もちろん、単独ライブに行った人と行ってない人の間には温度差が生まれます。しかし、Majestyのヘドバンであったり、THUNDERBOLTの掛け声、DAYSの合唱、ここらへんは間違いなく大きな隔たりがあったと思います。それでも、行ってようが行ってなかろうがノリが良く、すぐに順応して場を盛り上げてくれるのがナナシスファンの良いところだと思います。

TRIGGER、Fire and Rose、Clash!!!に頼らずとも、QoP単独に行ってない人達に対して初披露の曲でも、ここまで盛り上げることができた。彼女たちのチャレンジは成功したと思います。

その中で、Day1はファーブ、Day2はムラサキのソロ曲(とここでは表記します)を真ん中に入れてきました。

R.B.E.や、Wake Up Heroineをやらずに、Purple RazeとKID BLUEをやった理由。そもそも、この2曲をやらない選択肢もあった中で、やった理由。

ファーブとムラサキはQoPのリーダー、そしてボーカルという、フロントマンというか前衛というか、そういう役割を担っています。だからこそ、QoPの単独に行ってない人たちが圧倒的多数の中でのチャレンジに使ったんだと思います。もし、貴方が1st ALBUMを聴かずに5thライブに参戦しており、またQoPの曲を良いと感じてくれたのであれば、きっと「ファーブとムラサキのソロ曲はあったけど、ユメノとマツリにはないの?」という疑問を持ってくれると信じています。

Amazon等でお買い求め頂き読んでもらえればわかるのですが、『EPISODE. The QUEEN of PURPLE』の作中でファーブとムラサキが衝突した際、ユメノとマツリがそれぞれ二人の説得など、ユニット内の緊張状態の緩和につとめています。マツリに関して追加で述べると、MC中、ユメノが女子ばっかりかまっている中で、男子が暇そうにしている空気を感じれば「男子ィー!!!」と盛り上げてくれる、あんな見た目ですが本当に最年長として場を見渡すことのできる人です。

だから、今じゃない。

彼女達のソロ曲を披露するのは、このチャレンジが成功して、さらに多くの人を虜にして、みんながユメノとマツリについて知ってくれた時。この5thライブは、彼女たちの物語のひとつの区切りではなく、ネクスト・ステージへのプロローグ。

777☆SはEP4.0を経て色々あったかもしれないけど、彼女達は彼女達。向かうべき未来へ、ただひたすら走り続けて行ってほしい。最後に『DAYS』ではなく、『I AM』を持ってきてくれて、良かった。

 

34. 僕らは青空になる

35. NATSUKAGE -夏影-

36. ハルカゼ~You were here~

 

777☆SISTERSのみんな、今回はなんか全員大人びて見えたのは気のせいでしょうか。そして、夏影の後にハルカゼを持ってきたことと、その他の情報を色々混ぜて考えると、3rdライブのタイトルが……

 

37. STAY☆GOLD

 

広瀬ゆうきさんだけガチのアイドルのダンスをしていました。なんかね、動きがマジで違う。

 

 

 

 

 

ところでAOZORA TRAINとPRIZM♪RIZMを次に聴けるのはいつになりそうですか……?