ミリオン幕張、初日
まえがき
このブログは、普段の文体と大きく変えてあります。
内容も、よそのPの皆様への批判、あるいは侮辱ともとられかねないものを含んでおりますが、そのような感情は一切ありません。単純に「真壁瑞希のファン」および「真壁瑞希のプロデューサー」としての感情をつづってあります。行き過ぎた表現があるかもしれませんが、それをスルーできる方のみ続きをお読みください。
また、この話は「梅田ブルク7・シアター6」においてのみの話です。よその会場とか知ったことではありません。
次に、この文中で出てくる「瑞希」が指すのは「阿部里果」および「真壁瑞希」の両名です。2人で1役を担ってもらっております。
あと、英単語ガッツリ意訳加えてるし、意味をわざと間違えてます。
では、スタート。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
幕張公演、初日が終わった。
ここに瑞希が来たならば、こう言ってくるかな。
「感想、ください」
さて、私が参戦したライブのブログの感想を書く際には、なるべくすべての曲についての感想を短くてもいいから書くように心がけている。出来ているとは言っていない、が。
今回は、違った。
瑞希に、全ての記憶を持っていかれた。
周知の通り、瑞希は周年ライブでは今回が初参戦となる。真壁瑞希は表情を崩さない。その表情をなんとか読み取るのが楽しいのだが、ともかく、今回も緊張しているようには見えなかった。しかし、いくら表に出さないとはいえ、周年ライブでの初参戦とあらば、何かミスを起こすのは当然だし、責められるべきではない。その程度の認識でしかなかった。
はたして、彼女は本当に緊張を見せなかった。
セットリスト1番手、『Cut. Cut. Cut.』。いくら桃子がいるとはいえ、初参戦に先頭打者を任せるという、言葉を選ばないならば「鬼畜」と言っても良いセトリである。無邪気に瑞希のファンである私は喜んでいたものの、今思い返せば冷や汗モノであった。瑞希はやってのけた。桃子にも負けないくらい、桃子が瑞希にダンスを教わったと言ってもいいくらいに、見事なパフォーマンスをやってのけた。私は思わず涙した。
ああ、瑞希。君はなんて素晴らしいアイドルなんだ。君を応援して、サポートしてきてよかった。
次に、『Growing Storm!』である。ああ、歌詞を良く見れば、この歌は今回の瑞希のための歌じゃないか。乙女ストームの4人に支えられ、彼女はより一層輝いていた。つくずく、あのユニットは良いユニットであると思う。瑞希以外はバカ天然しかいないので、彼女がお姉さんとして引っ張る必要があるのだが……いやはや、ステージ上での瑞希は完全に下っ端である。上には、上がいる。やはり、未来、杏奈、百合子、翼との間には大きな差がある。だが、瑞希はこれから彼女たちのような存在になってくれる。そう、確信できた。
『…In The Name Of。…LOVE?』、瑞希の単独ステージ。ライブを見ているすべての人間の目が、瑞希に向けられる。私は、このステージで涙が止まらなかった。コールを涙声で叫び続けた。ただ、涙がとめどなく出てきた。今なら、その涙の理由が説明できる気がする。後述するのでここでは割愛。
『アイル』。……言い訳を先に。この曲は翼の曲だ。いくら瑞希が歌っているとはいえ一切それを無視するわけにはいかない。なので黄緑色を振らせてもらった。瑞希、許せ。さて、私はこの曲を『プラリネ』からのリレーと予想していた。まあ、これは的中した。が、「瑞希とジュリアでコーラスをする」とは一切予想していなかった。いや、そりゃあゲッサンは瑞希と翼の物語なんだから、彼女たちが出てくるのは当然だろう、と思う方々もいるだろう。その通りである。だが、私は「まさか瑞希にそこまで任せることもあるまい」とナメくさっていたのである。私は自分を恥じねばならない。
……この感情を説明する方法が、わからない。
今回、私は非常に喜ばしかった。
実を言うと、私が聞こえた範囲にとどめれば、『…In The Name Of。…LOVE?』においてコールをしていたのは私を含めたった2人である。もう1人の方はコールマスターと言えるくらい全ての曲に完璧なコールを入れておられたし、本人の会話からすると桃子の担当であると思われる。Growing Storm!で周りを見渡すと、瑞希の色のライトを振っている方は数人しかいない。その数人も乙女ストーム5人全員の分をそろえている模範的Pの方々ばかりだ。会場に「真壁瑞希の担当」は私のみであった。あの最高のパフォーマンスを独り占めできたのだ。これ以上の喜びがあろうか。
同時に、私は怒った。
なぜ、誰もあの素晴らしい曲を聴いていないのか。コールを入れてくれと言わんばかりの曲である。そりゃあ英語が多くて難しいかもしれないが、1日もあれば覚えられる。わざとコールを入れてない人もいたかもしれないが……まあ、全体で言えばごく少数だろう。あの映画館には片手で数える程度の人間しかいないはずだ。真壁瑞希の知名度、魅力はここまでない物だろうか。この野郎共、覚えていろ。瑞希の魅力に気づけなかったことを一生後悔させてやる。瑞希をトップアイドルに必ずさせてやる。絶対にだ。トップアイドルになってから魅力に気づいても、もう遅い。
私は、悲しくもあった。
特に『アイル』で、だ。
あの場面、漫画のオマージュであることは誰の目にも明らかだ。鳥肌モノである。ああ、その通りだ。翼の歌、ジュリアの『プラリネ』からの一連のギター……賞賛されるべき部分は山ほどある。しかし、どうだ。瑞希が初出演にも関わらず、翼の歌を一切邪魔することもなく、また負けることもなく、翼の歌声をさらなる高みへ押し上げ、なおかつ瑞希が瑞希として主張していた。それに、単純に歌う行為が難しいコーラス部分を見事に歌いきったのである。もちろんジュリアも同様に歌いきっていたが、彼女とは経験の差が違う。初出演で、アレをやってのけた。そこに賞賛は送られないのであろうか。瑞希の魅力が気づかれていないことが、すごく悲しい。(もちろん気づいているという方もたくさんいらっしゃるであろうことなので、この部分は『まえがき』にも書いたが改めて強調させていただく。私は、気づいている貴方がたのことをどうこう言っては一切ないし、気づいていない方々のことを別に侮辱しているわけではない。所詮は「瑞希にも目線向けろや」という醜い嫉妬であることをご理解いただければ幸いだ)
ただ、結局の所、このライブは楽しかった。
理由は説明するまでもないだろう。このライブが楽しくなかったなどと言う輩はいない。楽しいという感情に色々な他の感情がプラスされていく過程で、それが見えなくなる可能性はあるが、楽しくなかったという感想を持つ方は誰もいないと信じている。
私はどのような表情をすればいいのだろうか。いや、こういうとき真壁瑞希であればポーカーフェイスを崩さないままでいればいいのだろうが……もしかすると、あまりに多くの相反する感情が混ざりすぎて結局無表情になっているのかもしれない。
結局の所、何が言いたいかがまったく見えてこないと思われるが、要するに私は瑞希が大好きであり、これからもサポートを続けることを誓ったというだけの話である。
これが私なりの、感想。感想と言うより、告白。
さて、この辺で私の"Expressive Confession"はお終い。
普段の"Expressionless Passion"をまとめるブログに戻ろう。