Buried Alive

生き埋めになったオタクが地中での余生を綴る

実写版 : 咲-saki- 阿知賀編 感想 二条泉と新井愛瞳さんとその他もろもろ

2018年1月20日(土)。この日の前日、19(金)に僕は修羅場を迎えていた。
卒論に出すデータを作り出すためのプログラムが未だに出来上がっていない。そもそもプログラムの製作期間が実質1ヶ月半しか与えられない無理難題を無理くりこなさなければいけない状況で、修羅場を迎えないわけがないのだ。卒業論文の提出日から逆算をすれば、この日がプログラムを作るタイムリミット。18(木)の午前5時に起床、午前6時少し前に家を出る際に僕は、金曜の午後9時かプログラムが出来上がるまで絶対に家に帰らないと言う不退転の決意で望み、火事場の馬鹿力というやつで作り上げた。金曜日の午後4時30分のことである。
その後、なんだかんだとモンエナの力で置き続け、土曜日の午前2時ごろに就寝。45時間連続起床を達成したのである。

さて、土曜日。Tokyo 7th シスターズ(ナナシス)のライブイベントを翌日に控え、前夜祭と称して梅田でナナシスの曲だけがかかるクラブイベント、アニONに行ってきた。ヘドバンして首を痛めた。それに関してはどうでもいいので、もしなんか実写咲関連でサーチしてこのブログにたどり着いた人がいたら是非ナナシスの曲を聴いて欲しい。そしてハマれ。

アニON昼の部を終え、急いで梅田ブルク7へ。いよいよ待ちに待った実写阿知賀編だ。

 

こちらのブログ↓を参照していただければわかるが、僕は二条泉が大好きだ。

fieldsofathenry.hatenablog.com

二条泉がどう描かれるかに関しての期待を膨らませて鑑賞した。

結果、その期待は大ハズレに終わった。

この映画を駄作と言っているわけではない。

実際5回は泣いた。トリプルとドラ切りリーチは顔をボロボロ涙が伝っていった。

そう、この監督は心理描写が本当に上手い。そして表情を作らせるのも非常に上手い。新井愛瞳さんも、二条泉役としてはパーフェクトの働きだったと思う。いやあれリアル二条泉でしょ。なんであんなに可愛いんだよ。あの怜が搬送される中での次峰戦を託された部分、本当に良かった。

 

じゃあなんで「ビビんな、やったる!」を入れないんだ。オイ。

 

重ね重ね言うがキャラの再現度は本当に高い。大星淡の調子乗った感じや、フナQの中堅戦終了後のイライラ感の篭った声など高評価できる点をあげれば枚挙に暇がない。リザベーションのシーンがクッソエロいのも含めて再現度がマジで高い。

 

2回戦、二条泉が松実宥にカン6sで振り込んだシーン。あそこはなんの伏線もなくやるところか?
2回戦の6400直撃シーン、準決勝の姫子の数え役満ツモ、描写が足りなくないか?

 

そう、麻雀描写が極端に下手。麻雀における伏線をガンガンカットしたのも尺の都合というか、心理描写に時間を割いた結果尺が足りなかったといった感じだろう。麻雀でツッコミたいところは何個かある。1回戦に玄がロンって言った時確かドラ表示牌6sで7sがドラなのになんでリーチ宣言牌が7sなんでしょうか。見間違いですか? 玄以外がドラを持ってくるはずがないのですが……

これは麻雀ドラマである。麻雀を絡めた部分の心理描写を1番大切にしてほしかった。

 

 

ウダウダ長く語ってもしょうがないので、最後に100点満点での僕の実写版阿知賀編の採点を発表して終わりにしたい。

 

 

 

 

100点!!!!!!!!!!

 

 

 

こんだけ文句言ってるけどさっきも言ったように50点の映画で5回も泣かないでしょ。正直長野県大会編は少し残念な子もいたが、特に咲良菜緒さんが予想を超えて良かった。全員が全員、登場人物を見事に演じきっていたと思う。あとドラマ編時代から言ってるけど阿知賀女子の5人全員天才だろ。「みんなの点棒いっぱいとられちゃった……」のところでもらい泣き余裕だし。中山莉子の「鷺森灼の『ハルちゃんがなんにおいても優先度No1である』がゆえのめんどくささ」をあの年齢でよく表現できるなあと。

 

 

 

さて、この感想ブログはここで終わりにします。

後ろで脳みそがイカれたオタクがハンドスピナー回しながらどうぶつタワーバトルやって舌打ちしてるのでさようなら。