Buried Alive

生き埋めになったオタクが地中での余生を綴る

研究室選びの僕なりのコツ。「楽だから」はやめておけ!

修士研究で行き詰まりました。プログラムは、カス。

こんにちは、二条です。

 

 僕は、このブログを書いている時点でM1です。「たかだかM1が大層なタイトルつけやがって」って思うかもしれませんが、実際に研究室選び、大学院入試、卒業研究を終わらせて半年しか経っていないM1だからこそ言えることもあると思っています。

 さて、8月下旬、そろそろB3の皆様は前期もしくは夏学期を終えられた頃かと思います。今この記事を8月下旬に読んでいない方もいるかもしれませんが、こんなタイトル8月下旬から12月にかけてしか読まないでしょう。そろそろB3の方は(B4になってから配属される場合ではありますが)研究室選びを意識しはじめている頃だと思います。してない人はいますぐしましょう。

 さて、B3の皆様。研究室選び、どうお考えでしょうか。「楽な所」「自分のやりたい研究をしている所」などさまざまな基準をお持ちかと思います。まあ、そりゃ楽な所がいいですよね。コアタイムとか鬱陶しいですし。研究内容だって自分のやりたいことやれたら1番いいですし。ですが、ちょっと考えてみましょう。「楽な所」といっても、無限にサボれる所と、ある程度の成果は最低限求められる所があります。実際、あなたが求めるのはどのラインですか?「自分のやりたい研究」といっても、あなたはその研究に対してどのくらい具体的にイメージをお持ちですか?
 僕は言いたい。「楽な所」は辞めておいたほうがいい。「時間の自由が利く所」にしてほしい。貴方の将来を考えたとき、ただ楽なだけの所は全く意味がない。あ、もちろん時間の自由すら利かない所謂「ブラック研究室」はやめておきましょう。コアタイムがある所や土日に強制イベントがある所はそういうフシがあります。「やりたい研究」に対して、ぼんやりと「AIに関わりたい」とか「合金に関わりたい」とか考えてるだけなら、そういう基準で選ばないほうがいい。実際にその研究が全く楽しくない場合が往々にしてあります。

 じゃあ、何で決めればいいか。とはいえ、僕の基準であなたが決めてもそれはそれでアレかもしれませんけど、オススメの行動をひとつ。

 

「11~12月のうち(平日)に、研究室見学をしておく」

 

コレです。たぶんしない人が99%だと思います。ですが、ここから確実に言えることは、「この時期にB4やM1がサボれる研究室は、時間の自由が利く」ということです。全員いたら、ある程度時間拘束が裏であると思っていいです。ただし、「M2までサボっている」場合は要注意。当該のM2の意識が低すぎる可能性はありますが、大抵M2の11~12月になってそういうのが許されるのはまずいんじゃないかなあ、と。たぶん、研究室見学を依頼した場合、案内してくれるのは助教の先生とかM1の先輩になると思いますが、その方々にインタビューしてみましょう。M1の先輩ならこっそり色々教えてくれます。「サボり散らかしてもいいよ」だとマズいです。「やることやってたら好きな時に来ていいよ」だと良好。「コスパの良い(?)研究室」だといえるかと。
 加えて、報告会(ディスカッション、研究会、ラボミーティングなど様々な呼称あり)のスパンも聞いたほうがいいです。月1がベストだと個人的に考えています。週1はやめておきましょう。1週間で何か進捗生むなんて無理に決まっています。学生なんて1ヶ月単位で計画立てられりゃ十分だと思います。1週間ごとにいちいち報告会用のパワポなんて作ってる時間、無駄だと思いません?
 また、実験機器や実験装置も重要です。「この装置で何をするのか」は判ってなくて大丈夫です。研究室"独自で"使える装置の種類が多いのが重要です。他の研究室との共通設備が多いと、自分のしたい時に実験ができません。これは避けましょう。時間がないのに他人が使ってて実験できません、なんて話にならない。

 以上、僕なりの研究室選びの基準を書かせていただきました。

 

 実際のところ、研究なんてどうとでもなりますよ。僕なんて情報系でもないのにB2にちょっとやった程度のプログラミングやらされるハメになったんですから。しかも10月から。もっと言うと、ソースコードをイチから。先輩が作ったプログラムなんてなかった。畜生。そんなんでもなんとかなりますし、研究室ライフには僕は満足しているので、皆様にもエンジョイしながら卒業研究を進めて頂きたいなあと思います。

 

@NiJoe0616